円満退社するためのコツとメリット



こんにちは、TSです。
筆者は2019年2月を以って、3年半お世話になった会社を退職することになりました。
退職する際はかなり引止めにもあいましたが、結果的に「応援するよ」と言ってもらえて無事円満退社できたかと思います。
今回は、そんな円満退社をするためのコツや、円満退社できることで生じるメリットを紹介していきます。
円満退社のメリットは?
最初に円満退社することのメリットから触れていこうと思います。
良い人間関係が保てる
人と人とのつながりは非常に大切で、退職後も繋がりがあれば万が一の場合に助け合えることもあるかもしれません。
特に転職後の会社がもともと居た会社の取引先だったり、独立してもともと居た会社がお客さんになることも大いに考えられます。世界は思うより狭いので。
そんなときに良い人間関係を保てていれば取引もスムーズに進み、それだけでなく仕事を超えて相談しあったり、人づてに更に人脈を広げて言ったりと得られる恩恵が大きいです。
転職後も安心
筆者の知り合いで半ば無理やり退職し転職した方がいらっしゃいましたが、転職後の会社に転職前の会社から、「あいつは中途半端に辞めて行った、いつも不真面目だった」と半ば嫌がらせの苦情が行き、結果転職先での信頼も失い半年足らずで再び退職してしまった方がいらっしゃいました。
もちろん、会社の中にはとことん根が腐っていて嫌がらせをするブラックな会社もあるそうですがそういったリスクを減らすためにも円満退社できていることは必要不可欠です。
転職後に予期せぬところから足元をすくわれないためにも恨みを買うような辞め方はNGです。
出戻りしやすくなる
会社を去っていきなり戻ることを考えている人はまずいないと思いますが、半年、一年と別の仕事をしてみてやっぱり戻りたい、退職したことを後悔していると言う方は一定数いらっしゃいます。
特に新卒で入った会社以外知らない場合他の会社の実態を知らず恵まれていたことに改めて気付くこともあります。
会社側としても最近では人手不足の影響もあいまって、また即戦力になると言うメリットから、約7割の企業が出戻り社員を受け入れていると言うデータもあります。
しかし、出戻りを受け入れているとはいえ退職時に揉め悪印象を残してしまっては出戻りの可能性もグッと下がってしまいます。

円満退社のコツ
次に円満退社のコツです。筆者がコレだけは気をつけようと思っていたり、常識的に考えてコレはすべきといったものに絞ってまとめています。
普段から仕事にまじめに取り組む
普段から仕事に対する姿勢がどうであるかは見直すべきです。会社にとって不利益を蒙るような(=給料に値しない)仕事をしていれば辞めるときにスッパリト辞められるかもしれませんが、それはただただお荷物が減ってよかったと言う感情が強いです。
それだと何か寂しいですよね・・・。
そうならないためにも、もう退職日が間近に迫っているとしても最後くらいは有終の美を飾り、良い印象を残すよう心がけましょう。
最後まで悩む(フリをする)
しっかりと仕事をしていたらよっぽど性格に難がない限りまずは引き止められる事でしょう。
そのときに自分の意見をただ貫き通すのではなく、最後の最後まで悩んで上司の意見も聞き入れ悩んだ挙句に苦渋の選択をした、と言う過程がある方が会社側もそこまで考えていての決断なら仕方がないと受け入れてくれることが多いです。
最初から上司の意見を突っぱねて「俺がこうしたい!」と意見を貫くのも時には大事ですが、上司からしてみると信頼されていなかったのかなと残念な気持ちが膨れてしまいます。
かと言って引止めで留まってしまうとそれはそれで問題なので3回ほどの面談を重ねてゆっくりと話し合っていくのが吉です。
納得してもらう
最終的には「そこまで言うのなら仕方ない・・・」と納得してもらう必要があります。
例えば他の業界に行くのなら普段から仕事はまじめに取り組みつつも、そちらの勉強も必死にして情報を蓄えたり資格を取得したりしている姿を見せて本気を伝えましょう。
そこまでの熱意を示せれば相手も折れざるを得なくなります。
引継ぎを怠らない
自分が抜けると言うことは変わりに誰かが自分の仕事を引き継ぐと言うことです。
引継ぎに不備があると退職してからも電話がかかってくることもあり、「あいつは最後まで中途半端な奴だった」と、当然良い印象はしてもらえません。
最低限退職の2ヶ月くらい前から引継ぎ準備に入り、次の人が完璧にできたかを確認し、マニュアルも作成しておくと良いですね。
立つ鳥跡を濁さず。とよく言いますよね。
感謝の気持ちを忘れない
自分が数ヶ月~数年間働いた会社なので良いことも悪いこともあったかと思います。
しかし少なくともその期間は会社から給料をもらい、手当てを貰っていたおかげで生活できていたはずです。
食っていけるのは当たり前、体が辛くなったら病院に行けるのは当たり前と思うかもしれませんが、それは会社からの給料や保険があってこそ出来ることです。
そのことを忘れず、感謝の気持ちを思い出して直接お世話になった上司や仕事仲間に感謝の言葉を忘れずに伝えるようにしましょう。
人間関係を大切にする
会社を離れた後もどこで繋がりがあるか分かりません。
今後全く関係がなくなることがないとはまず言い切れませんし、先述のように出戻り社員を募集している会社や、実際に出戻りする社員も増えているためお世話になった会社の方々とのつながりは大切にし、何かあったときには連絡を取れるようにしておくとBESTです。
筆者も実際に上司や先輩方から退職前にLINEを交換し、新天地に行って落ち着いたら遊びに来てもらう約束もしました。

まとめ
今回は円満退社のメリットとコツについて触れさせていただきました。
円満退社をするには気の持ちようが全てです。
後腐れなく退職できたほうがお互いに引きずるものがなく、良いスタートを切れるのでよほど今の職場にヘイトが溜まっていない限りは円満退社を出来るように心がけましょう。
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