夜勤が辛い方必見!ストレスなしに乗り切るには??



こんにちは、TSです。工場勤務だったり病院勤務だったりすると夜勤はつきものですよね。
筆者も工場で現場研修を受けた際、三交代として深夜12時~朝8時まで働いたことがあり、手当が出て嬉しい反面日中眠れなかったり仕事中に寝不足で力が入らなかったりとかなりつらい思いをした記憶があります。
このページでは夜勤をすることでどのような障害が出るのかを筆者の体験をもとにご紹介し、その対策法についても書いていこうと思います。
夜勤が辛いのはどんな時?
人は習慣として昼間活動し、夜は睡眠をとります。したがってそのサイクルがぶち壊れるわけなのであらゆる面で辛さを感じることがあります。その他にも辛いと感じる場面は多いので列挙してみます。
重い責任を背負うとき
夜勤がある工場や病院では大抵課長クラスより上の責任者は日勤なので夜に何かトラブルがあった場合の責任はすべて、夜勤で働いている人に被さってきます。
入社してあまりたっていないのに見ていないところで起きたトラブルの責任を擦り付けられた、係長代理にされて他の人からわからない事を聞かれたと言った事例もありました。
管理者がいないだけで自分たちが責任を負う立場になるというのは非常に重く緊張感が走ります。
トラブルが発生した時
自分が責任者でない場合でも夜間のトラブルは昼間の場合より厄介です。
まず誰が責任者なのかわからずに報告する先が定まらなかったり、夜中に管理職の方に連絡を取ってもつながらなかったりとあらゆる可能性が想定できます。
常に誰が管理職代理なのかを把握し、万が一に備えて行動しなければならないのでプレッシャーが多くかかります。
生活リズムが乱れて辛い
夜勤には3交代と2交代がありますが、3交代の場合だと3日間は8:00~、その後3日間は16:00~、その後3日は24:00~、で一度2日の休みを挟んでまた8:00~と言ったようなサイクルになるのが多いかと思います。
この3日間が終わってから次の周期が始まるまでの24時間の空白がペースが掴めずに辛いと言った事が多々ありました。
また、2交代は12時間ぶっ通して働くため、そもそも体力的にきついと言われています。その分稼げるとは言え命を削って働いている感が凄まじいですね。
そしてその時間だけ働いてキッチリ帰ることが出来れば良いのですが大抵トラブルがあったり申し送りがうまくいかず残業になります。
ただでさえ仕事終わりで外が明るいのに帰るのが遅れると頭がおかしくなりそうですよね。
休みが不規則
筆者の勤めていた会社ではローテーションで回していましたが会社によってはシフト制で不規則な事もあります。
常に日勤だとペースもつかみやすいですが、不定期な休みはかえって体に負担で眠りづらく負担が蓄積していきます。
歳をとっても夜勤
筆者の会社では夜勤で入った方はよっぽどな理由(病院が認める病気や家の事情など)が無い限り定年まで夜勤で働き続けることになります。
それでいて40歳を超える現場の方はいません。これはどういう事でしょうか。
矛盾しているようですが殆どの夜勤の方は体力が衰え始める30台後半で限界を感じて辞めて行ってしまったそうです。
実際筆者も数カ月の現場体験だけでも辛く、将来この仕事が延々と続くと考えると頭が真っ白になる思いでした。
それでいてどこでも通用するような特殊なスキルが着くわけでもないので30代後半で辞めるとしても先がないので非常に不安になりました。

夜勤のストレスから起こる症状
まずは夜勤をすることで起こった症状をご紹介します。あくまで筆者が体験したものであり、個人によっては感じ方が違うこともあると思うのでその点はご容赦ください。
寝不足になる
人間は昼間活動して夜中寝るような体のつくりになっています。
そのため夜中頑張って働いて疲労しても昼に寝られるとは限らないんですよね。
特に光や音が少しでもあると寝辛く、どんなに部屋を暗くしても日光が漏れてきたり、外から生活音が響いたりしてなかなか寝られないことが続きます。
特に夜勤を繰り返していると深夜テンションのノリで朝を迎えてしまい寝れない体になってしまいます。
これは軽い興奮状態が続いている状態でもあるので一層疲れがたまってしまいます。
生活リズムが狂う
夜勤をすると就寝以外の生活リズムも狂います。
例えばご飯ですが、通常の暮らしをしていると朝起きて6時頃にご飯を食べて、12時ころに昼食を食べて、18時ころに夕食を食べて、と言った具合です。
しかし夜勤の場合は仕事が終わると寝不足なことからすぐ布団に潜り込んでしまうためご飯を抜いたり、逆に取り敢えず食べてから寝ると言った流れで食べて直ぐに寝るパターンが起こってしまいます。
これは体にとって非常に宜しくありませんね。
家族や友人と会えない
これも筆者からするとかなり痛手でした。
夜勤の場合平日の日中は暇ですが、相手は仕事なので会えないのはもちろんの事、大抵仕事の時間帯をローテーションで回しており土日が休みとは限らないので相手が休みの日に会うこともできません。
交友関係が社内に限られてしまい刺激がなくなってしまうのも考え物です。
自分がいない間に友人たちは買い物したりカラオケしたり、そんな楽しそうなグループLINEを横目に仕事に備えて寝るのは非常に苦痛でした・・・。
家族を持っている方では会えない時間が多い事からすれ違いが生じ家庭崩壊につながってしまったという話も聞いたことがあります。
家庭の為に働いているはずなのに仕事のせいで家庭が分離してしまうのは考え物です。
パターンに慣れない
一生涯夜勤で労働時間が0時~8時とかならまだ慣れるかもしれませんが、夜勤がある仕事は大抵三交代だったり二交代だったりします。
そのため漸く夜の活動に慣れてきたと思ったところで日勤に切り替わり、また数日したら夜勤になって・・・と言ったことも十分に起こりえます。
そのため勤務時間が変わった初日は非常にハードな日々を過ごしていました。
心身ともに疲弊する
いくつもの要因が重なってストレスが溜まると、慢性的に疲弊して作業効率も下がり、些細なことがきっかけで重大なミスを起こしてしまったり怪我、病気を引き起こすこともあります。
筆者は寝れない日が続き視界がぼやけ、運転中に事故を起こしそうになったこともあります。
また、寝不足や慢性的な疲れは重病につながると言った声も聞くので健康志向の方は特に注意が必要です。

ストレス対策
まずは自分で簡単に出来る対策で、実際に筆者がやって高価が改善された物を紹介して行こうと思います。
昼に寝る場合は極力光を遮断する
昼に寝る場合、カーテンで光を遮断したり、あまり光が届かない部屋に行くことはもちろん、寝るときにはアイマスクや耳栓の効果はそれなりにあったように感じます。
特に最近では安眠に適したグッズもおおく出ており、昼に寝る分にそこまで困りはしませんでしたよ!
上のアイマスクはお値段の割に使い心地が非常によく耳栓もついてくるのでオススメ!
特に寝る前の食事に注意
筆者は夜勤をするようになって初めの月は体重が数キロ増えてしまいました。
これはストレスだけでなく食生活が変わったこともあり、寝る直前に食事をすると目に見えて太ってしまったように感じます。
健康不良も結果的にはストレスの原因になるため、寝る前はカロリーの少ない物を少なめに食べたり、食べてから数時間は起きていたりして寝ている間に胃に物がたまらないようにすることで改善されました。
同じ夜勤帯の友人をつくる
友達と時間が合わず孤独だったため、筆者は同じ夜勤帯の友人を作りましたw
最も簡単な方法は同じ会社で働いている同僚と仲良くなることだと思いますが、筆者は何となく同じ職場は嫌だったのでそれ以外で探しました。
同じ県内や地方でも深夜勤務の方だけが集まって活動しているサークルもあるので、一度ネットやSNSで探してみてはいかがでしょうか。

どうしても耐えられない時は
対策をとっても症状が改善しなかったり、ストレスが解消されなかったりした場合は下記の方法も考えてみましょう。
筆者はそこまではしませんでしたが、同期でされていた方がいました。
上司や上長に相談
夜勤によって体に悪影響を及ぼすようであればまずは上司や上長に相談してみましょう。
ただし、周りにも同じように夜勤が嫌で仕方なく働いている方は少なからずいるはずです。
ただ単に「嫌だから」と言う理由で申し出るのは我侭であり受け入れられない可能性もあります。
なのでこの手段はあくまで、「継続することで生活に支障が出るレベル」と客観的に判断される場合にのみ用いることが出来ます。
体調不良を起こし医者にかかる必要が出てきた等、重大なときにのみこの手段を考えてみると良いでしょう。(その際は診断書をもらっておくことで更に説得力が増します。)
日勤帯の仕事に転職
最終手段としては現職場をすっぱり辞めて転職してしまうことです。
上司に相談しても改善しなかったり、ストレスで禿げそうな場合は複数の求人サイトに登録して日勤オンリーの職場を探してみましょう。
筆者も相談したことがありますが、最近の転職エージェントはカウンセリングも兼ねており、例えば「夜勤で体調を崩したことがあるから夜勤の無いところが良い」と言えばその意見をくみ取ってくれることも多いので利用しない手はありません!
特に筆者が利用しておすすめできるエージェントを下記に纏めているので、今の状況から脱却したい方は是非登録してみてください!
カウンセリングは無料でできるので身構える必要はありません!
もちろん、それ以降の面接や内定までのすべての手続きも無料なのでその点はご心配なく。

逆に、こんな方にはオススメ!
と、ここまで夜勤に関するネガティブな事ばかりを書いてきましたが、同じ職場で働いていた方の中には夜でも活き活きと働いている方も大勢いらっしゃいました。
その方々にそのエネルギーはどこから来るのか聞いてみたところ、下記のような特徴があったので紹介しておきます。
「自分に当てはまるな!」と思った寧ろ夜勤に飛び込んでみるのも良い経験になるかもしれませんよ!
多く稼ぎたい方
夜勤帯の給料は日勤帯に比べて手当てが上乗せされ、1.1~1.2倍ほどになります。
実際私の職場では平均給料が日勤では手取り22万程、夜勤が27万程となっています。
そのため同じ時間働くなら出来るだけ多く稼ぎたい!と言う方は夜勤で働いたほうが多く稼げます。
夜行性の方
普段から夜に行動する癖がついている方には寧ろうれしい条件だそうで、中には常に深夜テンションでバリバリ仕事をこなしている方もいらっしゃいました。
日光を浴びない生活はいかがな物かと思いますが、本人は気にしていないようだったのでその生活に慣れている方には好都合なのかもしれませんね・・・
監視されるのが嫌な方
冒頭でも述べた通り、管理職より上の層の方は日勤帯で働くことが多いです。そのため夜勤では係長代理レベルの職位でも最高責任者となる方も居ます。
筆者が現場研修を受けていた時にはこの事を逆手に取り長めに休憩を取ったり自分のペースでまったりと働いている方もいらっしゃいました。
日中に手続きがある方
日中にしなければいけない手続きが多々ある方も夜勤に働いて昼に手続きを済ませることができます。
例えば市役所関係のこと等は土日に行っても休みの自治体が多く通常の日勤であればわざわざ有休をとる必要も出てきます。
その点夜勤では行きたいときに行って処理を出来るので魅力があります。
ただ人生においてそういった機関にお世話になることはあまりないので、何らかの理由で昼の時間が欲しい方に向いていると言えますね。

まとめ
夜勤を続けると心身ともに疲労がたまり、重大なミスを引き起こしてしまったり病気になってしまったりすることもあります。
何よりも健康あっての生活なので、ストレスを感じたり身の危険を感じた場合には一刻も早く改善できるように行動することがベストです。
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