実際に内定をもらえた転職手順、流れを紹介



こんにちは、TSです。
以前筆者は未経験でSEの職種に応募し、内定をもらえた話をしました。
その時はIT業界やSEに関する内容ばかりで肝心の転職の手順や流れに触れておらず、そこをもっと詳しく教えてくれ!といった要望を頂いたので今回はその点に重点を置いて書いてみようかと思います。
専用のメールアドレスを作成
転職をするにあたって、まずは転職活動専用のメールアドレスを作ることをオススメします。
既にアドレスは持っているから良いよと言う方も、フリーメールで良いので作りましょう。
理由としてはエージェントに登録したり選考が進むとメールがガンガン届くようになります。
既にいくつも広告メールなどが届くアドレスの場合、重要なメールが埋もれてしまい読んでなかった・・・なんてことになったら悲惨なので、転職専用のメールアカウントは絶対に作りましょう。
ちなみにオススメはgmailです。
手頃に作れてウイルス対策機能もあるので使い捨てにも継続して使うのにも最適ですよ!

手当たり次第エージェントに登録
次にアドレスを作成したら転職エージェントに登録していきましょう。
最近ではSNSなどで転職活動を行う、ソー活と言った物も流行っていますが、やっぱり転職エージェントのほうが求人も多く、メジャーなのでオススメします。
何なら同時進行で使用することでも視野が広がるので良いです。
登録しても使わないといった手もアリで、いくつ登録しても文句言われることは無いのでとりあえず良いとされているエージェントには片っ端から登録することをオススメします。
筆者が現段階で登録しており、お世話になっているエージェントは下記にまとめました、ご参考までに。

仕事は辞めてから?辞めずに?
現職を辞めてから転職活動すべきか、辞めずにすべきかについてもよく聞かれるところですが、筆者としては辞めずに転職活動すべきだと思っています。
辞めるべきでは無い理由
理由としては以下のようなものが挙げられます。
空白の期間が出来るリスクがある
社会人にとって致命的なのが何も働いていない空白の期間で、転職活動においてもこの期間があると必ず突っ込まれ、良い印象をもたれることはまずありません。
転職活動には基本的に1~2ヶ月かかり、それだけでもでかいのに万が一内定先が決まらなければ半年、1年とズルズル長引いてしまいます。
空白期間が長ければ長いほど内定も遠ざかり、更に内定が出にくくなるといった悪循環に陥るリスクもあるので、可能な限り在職期間を空けないように気をつけましょう。
退職時に引き止められにくくなる
これから転職活動をするから辞めるといってもまずは引き止められます。
しかし既に転職先が決まっており、そこに行く決意が既に固まっている!と意思表示できれば企業側も引き止めにくくなります。
引止めを諦めてもらう強い理由をもつためにも、可能な限り転職先を決めてから行動したいですね!
辞めるべき人の特徴
基本的には筆者は転職先が決まってから退職すべきといった考えですが、以下のような人は例外的にすぐに辞めてから転職しても良いのではと思っています。
追い込まれている人
もともといる企業がいわゆるブラック企業で、休みが取れない、精神的に辛い、このままでは死んでしまうといった状況の場合は迷わずに辞めましょう。
心に余裕が無いと面接のときに良い結果は出せませんし、時間が無いとそもそも準備すら出来ません。
それに自殺に追い込まれては元も子もありません。親からもらった大事な命を守ってください。
絶対の自信がある人
絶対に落ちない自信がある人も辞めてからの活動で問題ありません。
人気のある難関資格を持っている、必要とされているスキルを持っている、他の人には無いような経験があるなど、多少の空白期間のディスアドバンテージを埋められるならすっぱり辞めてしまい転職活動に絞って動くのも良いです。
ただし力量を図り間違うとニートまっしぐらです。あくまで客観的に見ることが大事で、転職エージェントに相談してみるのも良いでしょう、
リカバリが効く人
既に給料以上の収入が副業としてある人や実家が経営者で跡継ぎになれるなど、もし無職になってもなんら問題ない人も辞めてから挑戦してなんら問題はありません。
そもそもここまで来ると「そんな奴がわざわざ転職しねーよw」と突っ込みを受けそうですが。

求人を常にチェック!
転職エージェントに登録したら常に求人にチェックしましょう。
メールを確認
毎日アホみたいに膨大なメールが届きますが、自分が希望した業種だけでなく全く頓珍漢なところから来たり、明らかにスキルや経験不足(20代で登録しているのにベテラン幹部候補の40代以上限定等)が届くこともあります。
ただただ企業の名前につられて応募してもまず通らないこともあるので、自分が希望した業種、条件にあっている(資格等)の求人に応募するようにしましょう。
あまりにもマッチングしない求人情報ばかり送ってくる担当者がいた場合はその旨を報告し、担当者を変えて貰ったり、最悪受信拒否してそのエージェントに見切りをつけ他のエージェントをあたるようにしましょう。正直言って時間の無駄なので。
時期によってばらつきがある
求人数が一気に増える時期があるのはご存知でしょうか。
一般に3〜4月と9〜10月は求人が増える傾向があります。理由としては年度切り替えによって退職者の後任補充や新規事業の開始などがあり、社員のニーズが高まることが考えられるからで、筆者が働いていた会社でもその時期にはよく求人を出していました。
需要が多くなったときに供給する。それはどのビジネスにおいても成功法であり転職市場でも変わりません。
ホワイト企業や人気企業でもタイミングを見極めれば可能性があるので逃すわけには行きませんね。

情報収集
転職エージェントに登録するのは大きな一歩ですが、それだけでは内定を勝ち取るのは難しいです。
企業側としてもどうして自社に来たいのかどんな技術を持っているか等興味はあるわけで、間違っても「勧められたから受けてみました」では100%落とされます。
そうならないためにも以下のように情報は集めましょう。
ネットで収集
まずはネットです。ただで手に入る情報も多く、特に以下2つは要チェックです。
それぞれの会社で実際に働く人の生の声が聞けて良い判断材料になるだけでなく、どのような社風なのか、どういった人が求められているのかを知ることで戦略を立てることもできます。
退職理由がどんなものか、給料はどれくらいか、勤務時間はどうか等、気になる生々しいものすべて調べ尽くすことで入社後のギャップや後悔を未然に防ぐことができます。
雑誌で収集
ネットで一通り調べ終わったら今度は雑誌での情報収集もしましょう。
ネットの情報は生の声ですごく役に立ちますが、いわば主観的であり人によって感じ方が違っているので統一した客観的データが得られません。
そこで役に立つのが四季報で、数値を基にした客観的なデータが記載されており、業界毎に多くの情報が掲載されているため比較にも役立ちます。
離職率はどうか、有給消化率はどうか、売上はどうか、今後の将来性はどうかと言った内容がすべて数値で出るのは大きいです。
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応募
行きたい企業を複数選んで応募の意志が固まったらエージェント経由で応募しましょう。
主な流れは以下の通りです。
書類選考
まずは履歴書や志望理由書を書いていきます。
履歴書に関してはエージェント登録時に既に書いており、必要ないかもしれませんね。
志望理由書では事前に調べた情報をもとに、なぜそこで働きたいのか、自分がどんなスキルを持っているのかを徹底的に洗い出しどう活かして企業側にどのようなメリットをもたらせるかを考えながら書きます。
書類選考の段階で既に面接も始まっていると考え、手を抜かないようにしましょう。
SPI
SPIはとりすぎてもそこまでプラスに働くことはありませんが、低いと足切りされます。
東大のセンター試験みたいなものですね。
範囲は中学生レベルの学力を問われますが、意外と忘れていたり捻った問題が出てきたりと難易度が高いです。
特に数学は対策していないと悲惨な目に合うので、徹底的に対策して下さい。
以下に筆者製の数学特化のSPIサイトがあります。
また、フェルミ対策が出る会社も多く、筆者が受けた会社でも数問出されました。
こちらも予め対策しておくと圧倒的に有利になるので、前調べして出るようなら対策を立てておきましょう。
面接
面接は会社によって2次、3次・・・と転職でも回数が多いところがあります。
最後の方は疲れてしまいぐだって結果落ちた・・・なんて声も聞くので、最後まで気を引き締めずに行きましょう。

内定・入社
いざ面接を突破して内定が出たらあとは入社の手続きですが、ここで一呼吸置きます。
内定嬉しさのあまり飛びつくと意外な見落としがあり後悔した・・・なんてこともあるので。
条件刷り合わせ
まずは条件のすり合わせです。
給与や年休、福利厚生は求人内容と合致しているか、それ以外にも何か隠されていることは無いか等徹底的にエージェントを通してでも直接でも良いので突き詰めて行きましょう。
ハ〇ーワークなどでは求人内容と異なりボーナスが一切なかった、年間休日が20日程少なかったということもざらです。
大手転職エージェントに登録している企業でそういった法律スレスレアウトの事をやっている企業は少ないですが0ではありません。
条件は改めて内定承諾書などに書かれているので、しっかりと目を通してください。
退職手続き
次の場所が決まったら退職の手続きです。
退職の際は引き止められるかもしれないので、どうしても辞められない、というときは下記の記事をご覧になってください。
場合によっては内定辞退
条件が合わなかったり、他に同時進行していた企業から内定が出てそちらに行きたい場合は内定を辞退する必要があります。
ここで不誠実な対応をすると企業側や転職エージェントに迷惑をかけ、ブラックリストに載ることもあります。
企業間でも人事はつながっていたり、転職エージェントでもあまりにも酷い人はリストに載ると聞いたことがあるので、載ってしまったら最後、他の求人を紹介して貰えない、内定を貰えないと言った惨事につながることもあるので丁寧に動きましょう。
具体的な辞退の手順は、筆者の実体験をもとに以下に書いてあります。

まとめ
今回は大まかな転職の手順を紹介させていただきました。
中には企業によってSPIがなかったり、面接がskype越しだったり回数が1回で済む等バラバラですが、大抵はこの流れで勧めるはずです。
長期戦になることもありますが、臨機応変に対応していきましょう。
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