ブラック企業の辞め方は?洗脳されていると気付けない罠



こんにちは、TSです。
ブラック企業というのは人を如何に使いつぶせるかに重点を置いているためあらゆる手段で辞めていく人をとどまらせようとします。
もちろん、引き留め自体は人手不足のこのご時世でどんな企業でもするとは思いますが、ブラック企業の場合はその手法も一味違ってきまず。実際にどのような手法で引き留めをし、どうすれば辞められるかをここでは掘り下げていこうと思います。
辞めたいと思えるうちに行動
今働いている企業がブラックで辞めたいと思えるうちはあなたの思考はまだまだ正常です。
本当にやばくなってくると辞めたいという気持ちすらなくなり、どのようにその環境で生き残るかを考えたり、最悪なにも考えられなくなってしまいます。
そうなる前に行動を起こさないと底なし沼にはまってしまうため一刻も早く行動しましょう。
長くいると洗脳され固定概念が出来上がる
ブラックの思考が根付いた環境下に居るとそれが当たり前になり自分の中で常識になっていきます。
それで自分が耐えられるだけなら良いのですが、今度はポジションが上がり後輩や部下を持った際、そのブラックに染まりあがった思想を今度は押し付けてしまうことにもなりかねません。
自分は耐えきれたから部下たちも耐えきれるだろう、耐えきればければ行けないと言った考えで行動する心理も分かりますが、それが違法行為であり万が一後輩部下から訴えられたら会社もろとも人生が終了します。
まずは自分が悪事の加担者にならない事、それが最優先事項です。
長時間いてもスキルが着くわけではない
無理して劣悪な環境下で頑張ってもスキルが着くかと言えばそんなことはありません。
特にやる事だけは多いけど半ば頭を使わない体だけしんどい作業だったり、想定外の長時間労働でまともに頭が働いていない状態で仕事を続けていても成果が生まれるわけでも成長できるわけでもありません。
頑張ったという達成感はあるかもしれませんがそれは錯覚に終わることも多いです。
そんな環境にいるくらいなら逆に暇すぎてすることが無いような環境下でこっそり資格の勉強でもした方がよっぽど良い将来を迎えることができますよ。
心も体も確実に死んでいく
長時間労働が当たり前になり慣れたとしても必ず心も体も蝕まれていきます。
数十日間ほぼ無休で働いていた友人は仕事が楽しいと口では言っているものの顔が笑っていませんでしたし、その数日後には倒れて病院に運ばれていきました。
大丈夫そうに本人は思っていてもそういったサインは必ず現れます。自分で気付けない場合もありますが、周囲の意見を大事にし、少しでもやばいと思われているようであれば病院に直行したほうが良いでしょう。

ブラック企業の引き止め方法
通常の引き止めの流れは実際に筆者が辞めようとしたときも経験しており以下のページでまとめています。
中には本当に自分の為を思ってと言った暖かい側面を見られて心温まることもありますがブラック企業ではそんなことは皆無です。
以下のような引き止めをされた場合、その会社はブラック認定してしまってよいでしょう。
出来ない奴と言ったレッテルを張り洗脳してくる
辞めようとしたときに辞めさせない常套手段として、「お前のような奴はどこに行ってもやっていけない」と言って次のチャンスは無い事を煽り不安にさせて留まらせることを言われることがあります。
もちろんホワイト企業だったとしても普段からサボっていたりミスが多くて上司目線で心配だなと思われているときに言われることもありますが、ブラック企業の場合はこれに加えて「お前は頭が悪いから」「性格的に問題があるから」など人格を否定するような言葉まで混じることが多いです。それらのワードがでたら確実にブラック企業です。
転職活動をさせない(出来ない)
転職活動をしようとしてもブラック企業の場合はそんな余裕をくれません。
毎日終電まで束縛されて転職エージェントや転職先企業と面談できない、土日出勤も当たり前で心の余裕がない、そんな状態ではどう頑張っても転職はできないですよね。
退職願い(届)を破り捨てる
頑張って退職の旨を伝え、退職願や退職届を出したとしても受け付けてくれない、破り捨てられるということもあるそうです。
折角書いた退職届を破られてしまっては心が折れてしまうのも仕方ないですよね。
ありとあらゆる脅し
辞めようとする強い意志を伝えても「お前が会社を抜けることで会社に損害を与えるんだぞ?」「その責任はどうとる?」「下手したら裁判起こすからな!」と言った脅しを使って引き止めようとすることもあるそうです。
しかし翌々考えてみましょう。そもそも人が一人抜けただけで経営が傾いたり仕事が回らなくなる時点でそれは企業側の責任です。
こっちに責任を振られてもどうしようもないというのが答えですよね・・・。

ブラック企業の辞め方
改めて、ブラック企業の引き止め手順を紹介しこれを見るだけでもなかなか辞めるのは困難だと感じた方も多いのではないでしょうか。
いかにブラック企業を辞めるための方法をいくつか纏めていきます。
友人家族に相談
まずは友人や家族など自分を大切に思ってくれている人に相談しましょう。
例え最適な解を教えてもらえなくても、心に支えになってくれる人の存在は非常に大きくそれがきっかけて苦しい期間を耐えきれることもあります。
最終的な行動は自分で起こすものとしてもそれまでの孤独で苦しい期間を一緒に悩んでくれる人がいるのと居ないのでは結果に大きな違いが生じます。
批判的な意見は聞き入れない
まず人格否定があったり訴えてやると言った脅しや批判的な意見は一括で無視しましょう。
人格否定をしている段階でその上司や先輩はアホとか死ねとか言っている小学生と思考が同じことが分かります。
小学生相手に本気で口喧嘩をする人がいますか?大抵はいはい、と聞き流して終わりですよね。
それと同じで、何の根拠もない、ただ怒りに身を任せて口にしている戯言だと納得しそこで悩むのは時間の精神の無駄です。
辞めてからの転職活動もやむを得ない
仕事を辞めてからの転職活動は本来なら空白期間が出来てしまいあまり宜しくないのですが、ブラック企業の場合そんな悠長なことも言っていられません。
長い事無理して働いて鬱になったり体を壊して入院してしまったりすれば治るまでに時間がかかってしまい、それこそ逆に空白期間は伸びてしまい本末転倒です。
転職の際はエージェントを利用することが一般的かと思いますが、そういった事情があればエージェントの方も理解してくれて次の企業にうまく取り合ってくれます。
最近の企業はどこでも人手不足も相まって多少の空白期間は気にしないことが多いのでゆとりを持って行動しましょう。
ちなみに筆者も実は大学卒業後就職までの期間半年ほど空白の時期がありますが、それでも難なくホワイト企業に就職できました。
その際はマイナビジョブ20’sにお世話になったので一応紹介しておきますw
内容証明で退職届を送り付ける
退職届を破り捨てられた場合は郵便局から内容証明で送り付けましょう。詳しくは下記のサイト様で紹介されています。
内容証明で送る事のメリットは退職届を送ったという事を事実として残せることであり、送った後に指定期間経過し会社を無理やり辞めたとしても向こうから訴えられたときに正統に切替す事が出来るので強力な武器になります。
また、中には退職届を10通程用意して破られるたびに新しいのを出し最終的に相手の心を折ると言った猛者も居たそうですがなかなか度胸が無いと難しいですよねw
退職代行サービスを使う
最近では本人に代わって退職の代行を行ってくれる退職代行サービスなるものも登場しています。
こちらは全ての手続きを代わりにやってくれて精神的な負担も面倒な手続きも全てを省略してくれます。
退職なんかにワザワザ時間を取られたくない!という方は一度試してみましょう。相談に乗ってもらうのであれば無料で済みます。

まとめ
今回はブラック企業の辞め方の手順などについて説明しました。
中々最初の1歩を踏み出すのは難しいかもしれませんが、色んな人に頼って自信を持ち、後悔のない人生を歩むようにしましょう。
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